旧暦で祝う五明地域の雛まつりと100年以上昔のお雛様

旧暦で雛祭りを祝う土地があるとは、昔、人伝に聞いたことはありましたが、
五明地域がそうとは思わなかったので正直、最初はちょっと驚きでした。

世間では2月半ばあたりから雛人形を出してきて3月3日まで飾りますが、
五明地域は4月3日まで飾ります。世間一般より、長く楽しめるということですね。

そして、更に驚きが・・・

 

今回、古民家「ふれ愛の舘」に100年以上昔のお雛様が飾られました。

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モノは明治30~40年代のものと思われます。

 

実は、このお雛様。まだ完成ではありません。

ひな壇のところどころが歯抜けになっていて、スペースもまだ空いています。

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この空きスペースや、足らなければ、他にもひな壇を作って、地域の皆様にも、個々のご自宅にある、
使わなくなったお雛様や、天神さん、福助さんなどのお人形を一緒に飾っていただこうというのが
今回の企画です。カンタンにいうと、住民でお雛様を一緒に飾り、完成させようということです。

これは、まちづくり協議会 産業部長 逸見幸也さんのアイデアです。

他所からやってきた私にとっては驚くことが沢山ある五明地域ですが、
この風土を守り、大切にしていくこと。

地域づくりの基本を地元の人達から教わりながらこれからも「五明の里生活博物館構想」をすすめていければと思いました。

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こちらはミニサイズのお雛様

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