五明人インタビュー「私の人生の宝もの」スタートしました

「五明の里 生活博物館構想」の次の段階として、計画していた「五明人インタビュー・私の人生の宝もの」スタートしました。

この企画について、着任当初、考えていたのは、私自身がインタビュアーになって、
地域の人達、特に、最初はご年配の方々から優先的にインタビューし、
五明地域の人達の「大切な志や、思い出、宝もの」を、カタチにして残していきたいと思っていました。

私自身がインタビュアーになるというのは、それは「聴く技術、質問する技術」を、普通、一般の方々よりはわかってるつもりなので、
自分がやったほうが早いという思いがあったからでした。しかし、、、
「五明の里 生活博物館構想」自体を推進していくうちに、それがベストな選択ではないということに途中から気がつきました。

私はあくまでも「旗振り役」「主役は地域の人」

 

それと、私がこの業務から外れた時に機能しないような取り組みでは全く意味がないということ。

仮に資金が豊富にあり、プロのインタビュアーに委託したとしても、それじゃあ何も意味がない。

地域の人達だけで取り組めて、尚且つ、わざとらしくない「自然な会話」でありのままの温かさを残したい。

それが、地域の人達にとっても、作ったような演出でなく、本当に大切に、後世に残していってもらえるものだと思ったからでした。

そうしないと、インタビューを受ける側の人達が、本当に楽しくお話しをしてくれないかもしれない。

私はそう思いました。

そこで、今年に入り、地元の方に、インタビュアーの依頼をし、この企画に2名の方にご参加いただきました。

今回、第一回のインタビュー収録が終わって聴き直してみたところ、本当に素晴らしい内容でした。

私の想定よりもずっと上の出来栄えでした。

ご参加いただいた、お二人の有志の方には心より感謝しております。本当にありがとうございました。

「地域の人の心に、優しく寄り添うインタビュー」

これからも、なにか、新たな活路を開くキッカケにつながっていくことを期待しております。

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写真はインタビューを受ける地元のお父さんと、インタビュアー。地元の元気で明るい女性です。

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